歯が染みたらそのままにしないで!知覚過敏の原因と対処法
知覚過敏の原因、歯みがきの力が強すぎる
知覚過敏の原因の1つに、間違った歯みがきっていうことがあるんだけど、普段の歯みがきはどうだい?
力いっぱいごしごしみがいてるよ!
そのほうが汚れが落ちると思って~!
いやいやそれはダメだよ!
たしかに力いっぱいやるとみがけた気になれるけど、逆に力が強すぎると歯や歯肉を傷つけちゃうんだ!
例えば、歯の根本を削れたり、歯肉が下がってきたりするよ。
そういう状態だと虫歯になりやすいし、歯がしみることにも繋がるんだ。
そうだったんだ、、、
これからは力まかせにみがかないようにしていくね!!
そうだね!
あと、歯ブラシも柔らかいものを使うといいよ!
歯みがきは毎日積み重ねていくものだから、適切な方法でやっていこう♪
知覚過敏の直接の原因は、
エナメル質が削れ、象牙質が露出することです。
その最も大きな原因が、
間違った歯みがきです。
歯ブラシ(特に硬いもの)に力を入れすぎてゴシゴシとみがくと、エナメル質が傷つき、削れてしまうからです。
固いエナメル質でも、毎日行う歯みがきでだんだんと削れてしまう可能性があります。
知覚過敏の原因(歯ぎしりや食いしばり)
知覚過敏の原因の一つに、歯ぎしりや食いしばりがあります。
歯ぎしりとは寝ている間にぎりぎりと歯をこすり合わせること、食いしばりとは歯をぐっと噛みしめることです。
歯ぎしり、食いしばりの原因は大きく分けて6つあります。
- ストレス、心因
- 合わない金属、詰め物、入れ歯
- TCH(癖)
- 噛み締め呑気症
- もともと噛み合わせが悪い
- スポーツ選手や重いものを持ち上げる
すぐできる防止策としては、
・仰向けで寝る
・頬杖をやめる
あとは、
・歯医者さんでマウスピースを作る
・歯医者さんで噛み合わせを調整してもらう
・リラックスして眠りにつく
・ストレスを減らす
知覚過敏に対する治療法
知覚過敏について…
知覚過敏で歯がしみてしまうのですが、どうしてでしょう?
知覚過敏はエナメル質が傷つき削れ、象牙質が露出し、象牙質に刺激が加わる事で「歯がしみる」症状へ繋がるんですよ
そうなんですね!
では、どういった治療になるんですか?
露出した象牙質を薬で覆う事によって外部からの刺激を遮断し、「歯がしみる」症状を抑える効果が期待できるのです。
だったらお薬ぬってもらったら治るんですね。
安心しました〜
必ずよくなりますよ。
しかし薬の塗布の場合、1回だけでなく
数回塗布しなければ効果を得られない事もあり、
「レジン(樹脂)・歯科用セメント」などのコーティング材を使用する場合は日常の歯磨き(ブラッシング)によって必ずコーティング材が擦り減っていってしまうので、
数ヶ月ほどで効果がなくなってしまうことが普通です。
ただその間に「歯の再石灰化(唾液に含まれるカルシウムやリンが傷ついた歯(エナメル質)の表面にくっつき歯(エナメル質)を修復する)」がうまく進めば、
薬の効果がなくなったり、コーティング材が擦り減ってなくなってしまっても「歯がしみる」症状は出なくなり、結果、知覚過敏が治ることも十分期待できるのです。
知覚過敏の治療法(かかりつけ歯科医で歯周病治療をするという事)
歯周病治療をする。
歯茎が下がったり、歯が揺れると知覚過敏は出やすくなります。
歯周病の治療をすることによって歯茎をこれ以上、下げないようにする必要があります。
また、揺れが止まってくると知覚過敏は軽減します。
磨き方としては、硬めの歯ブラシや歯を磨くときに力いっぱい磨くと、歯や歯茎に傷がつき知覚過敏になります。
歯ブラシの硬さは普通の物を使い、歯を磨くときは歯ブラシの毛先が多少しなる程度の力で磨くと知覚過敏が治ってきます。
知覚過敏に対する治療法『知覚過敏用の歯磨き粉を使用する』
硝酸カリウム(カリウムイオン)という薬用成分は露出した象牙質をカバーし、象牙細管へ刺激が伝わらないようにします。
使用を続ければ「歯がしみる」症状が緩和される事が期待できます(使用をやめれば再び歯がしみる可能性はあります)。
『メルサージュ ヒスケア』
知覚過敏抑制効果のある硝酸カリウム、乳酸アルミニウム配合。
硝酸カリウムは歯の神経の炎症を抑制し、乳酸アルミニウムは、刺激が歯の神経に伝わることを緩和してくれます。
高濃度のフッ素が配合されているため、再石灰化を促進し、虫歯予防も期待できます。