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寝ている間に歯ぎしりをしていませんか?
歯ぎしりは近くで寝ている人に歯ぎしりの音で迷惑をかけるだけでなく、かなり強い力が加わるため歯の摩耗や歯周病につながることもあります。
また、成人の8割の人が歯ぎしりをしているにもかかわらず、気づいている人は1割未満だそうです。
歯ぎしりには大きくは3つのタイプがあります。
歯を擦り合わせて「ギリギリ」と音がするタイプや「カチカチ」と音をさせるタイプ、また、ほとんど音がしない噛みしめるタイプの3つです。
歯ぎしりは自分の歯がすり減るだけでなく、治療でかぶせたセラミックが割れてしまうこともあります。
また、歯ぎしりは肩こりをはじめ、片頭痛や顎関節症の悪化などの原因にもなります。
マウスピースは「ナイトガード」と呼ばれるように主に就寝前に装着して睡眠中に使用します。
しかし、食事のときに外せば日中に使用することも可能です。
マウスピースを装着すると歯がすり減るのを防ぐことができ、また、顎や肩の周辺の筋肉を休ませ、顎の疲れや肩こりなどの軽減にもつながります。
マウスピースは歯科医院で自分専用のものを作るほかに市販されているものもあります。
市販されているのは奥歯だけのタイプや90℃くらいのお湯で軟らかくしてから噛んで自分に合うように整形するタイプ、また、整形せずにそのまま使えるタイプです。
マウスピースを装着すると歯ぎしりには効果がありますが、違和感が強いため継続が難しいことも少なくありません。
徐々に慣れることも必要ですが、違和感を少しでも少なくするには歯科医院で自分専用のマウスピースを作る方がいいでしょう。
歯ぎしりは寝ている間に多くの人が経験していますが自覚する人は少なく、歯のすり減りや顎の疲れなどの影響が現れないと
しかし、歯ぎしりを放っておくと口腔内や身体に悪影響を及ぼすため、マウスピースを使うなど具体的な対策が必要です。
マウスピースは市販されたものだけでなく、歯科医院ではオーダーメイドもできます。自分に合ったマウスピースを選んで歯ぎしりの影響を少なくしましょう。