虫歯の治療は大人になっても苦手な方は多いでしょう。
いつまでも健康な歯を保つために、ぜひおすすめなのが定期検診です。
そこで今回は歯の定期検診の必要性などをご紹介します。
最近口の中の様子が気になるという方やよく虫歯になるという方は、ぜひこの記事を読んで歯の定期検診を受ける習慣の大切さを知ってください。
目次
なぜ、定期検診が必要なの? 定期検診の内容とは?
この項では、歯の定期検診の必要性をご説明します。 痛みや異常を感じる前に、歯医者に行くことも大切なのです。
歯の痛みや口の中に違和感を覚えて歯医者に行く、という方は多いでしょう。
しかし、痛みや違和感を覚える前から歯は傷みはじめているのです。
虫歯の一番初期はほとんど痛みを感じません。
ですから、ある程度進行して痛みが我慢できなくなると、初めて「そろそろ歯医者に行かないとダメかな」と重い腰を上げる人も多いのです。
進行した虫歯ほど治療に時間とお金がかかりますし、痛みをともないます。
定期検診を受けていれば、虫歯も早期発見できるでしょう。
虫歯とともに気をつけなければならないのが、歯周病です。歯周病は、虫歯のように強い痛みがありません。
ですから、「何か口の中がおかしいな」と思って歯科医に行った時は、すでに歯周病が進行しているという場合も多いのです。
歯周病が悪化すれば、歯が抜けてしまいます。
そして、歯が一本でも抜ければ連鎖的に周りの歯も抜けてしまう危険があるのです。
現在、40代以上の日本人の8割が歯周病だと言われています。
歯周病を早期発見・治療するためにも、定期検診を受けましょう。
毎日歯を磨いていても、どうしても歯石はたまっていきます。
歯石とは、歯垢に唾液に含まれるカルシウムなどが結合し、石化したものです。
歯垢は細菌の塊ですから、歯石は格好の細菌の住みかになります。
つまり、歯石が多いほど虫歯や歯周病のリスクが高まるのです。
定期検診を受けていれば、その都度歯石を取ってもらえます。
歯石が無くなれば見た目もきれいになりますし、虫歯や歯周病にもなりにくくなるでしょう。
歯を清潔に保つためには、毎食後の歯磨きが大切。
しかし、ブラッシングが不十分で汚れが取りきれていなかったり、逆に強く磨きすぎて歯を傷めている人も多いのです。
定期検診を受けていれば、ブラッシングの善し悪しも判断してもらえるでしょう。
正しいブラッシング方法を身に付ける事で口腔内の環境もかなり変わります。
●虫歯のチェック
●噛み合わせのチェック
●歯と歯茎のチェック
●歯石除去
●PMCT(歯のクリーニング・フッ素塗布)
●歯みがき指導 などです。
みなさんも是非、歯の健康を保つ為にも定期検診を受診されてみてはいかがですか?